南三陸に焚き火小屋を建てる!
と決めたのはいいけれど、いきなり空身で乗り込んでも、小屋を建てるどころか日々の生活すら成り立ちません
かといって、東日本大震災の被災地である南三陸町に、借りられる部屋や家など見つかるわけがないのです
空き家があっても、それを改修するだけで終わってしまいそうです
そんなことを考えていたとき、ひとつの案が電話口から聞こえてきました
「たとえば、トラックを改造して、それに住むとか。」
そうか、これだ!と、わたしには光が届いたように思えました

トラックに住むと言えば、普通の人なら生活するなど無理だと思うかもしれません
しかし、海や山などでのテント生活や、山小屋(避難小屋)が日常に近いところにあったわたしにとって、まったく無理な話でありませんでした
それは、空間だけでなく、水や電気や食料、道具などが制限された中で、いかに状況を楽しむかという遊びです
震災でガスや水道が止まった中で、この経験は役に立ちました
また、被災地に通う中で、「人が生きていく上で本当に必要なもの」とは何かについて考えさせられました
エネルギーや水や食料が危機を迎えるこれからの時代、暮らしをどう変えていけばよいのか
本当の豊かさとは何か
そのヒントが被災地にあったのです
震災後の状況は、これから迎えようとしている危機的状況の予行演習のようだと言われています
水道が止まれば井戸水を汲んで運び、電気がないから夜は早く寝る、木を燃やして調理する・・・
お年寄りは、こんなとき先生です
子供たちも、みんなを和ませたり、お手伝いをしたり、ちゃんと役割がありました
悲惨なはずの避難所で、生き生きと幸せそうに見えたのは見間違いではないのでしょう
自然と共存し、足るを知り、協働し、楽しく、心豊かな社会・・・

トラックハウスでは、「コンパクトな暮らし」を実現します
水・電気・燃料など、できるだけ自己完結を目指します
きれいな水が汲める所があり、日の光があり、森や林があればいいのです
さらに、美しい景観があれば言うことがありません
トラックだから、そんな所に移動すればよいのです
夏の暑い日には木陰に逃げたり、標高を上げたりすることもできます

南三陸では、トラックハウスで生活しながら、焚き火小屋を建てながら、自然や地域とつながって生きていこうとおもいます
焚き火小屋は、人が集うパブリックなスペースです
トラックハウスというプライベートルームとセットすれば、暮らしはさらに広がりを持つでしょう
海も山も里も心も豊かな南三陸ですから、「ほんとうの豊かさ」を手に入れるために、トラックハウスという選択は悪くないのではないでしょうか
家というものについてちょっと発想を変えて・・・

※写真は月山にある避難小屋です
綺麗な沢水がそばを流れ、花や山菜、月山の美しい景観・・・
何泊もしたくなるような素敵な小屋です
(排泄物の問題があるので、実際は何泊もするのはお勧めできませんが)

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