ペール缶ロケットストーブは、東日本大震災でその性能を発揮しました。
簡単に手に入るもので作れ、使いやすく、楽しいもの。
被災地といえど、いえ、被災地だからこそ、
誰でも簡単に使えて
その辺に落ちている小枝程度が燃料になり
熱量があり
燃費がよく
煙が少なく
安全で
美味しいものが作れて
明るいデザイン
そんなことを意識したロケットストーブです。
避難所で大量にお湯を沸かす、そんなときにはドラム缶か何かでじゃんじゃん焚けばいいのです。
だけど、お母さんが安心して気持よく誰かのために美味しいものを調理できる、そんな幸せが被災地でも必要なはずです。
被災地では、非常時の調理熱源として、その後、コミュニケーションツールとして、持ち運びできる熱源として、現地での役割りは変化していきました。

被災地では、「使い方の実演」と言って、ケーキを焼いたり、芋を焼いたりもしました。
火を焚き、美味しいものをつくれば、自然と人が集まりました。
お茶を入れてくださったり、お漬け物を出してくださったり、
「これも焼いてみたらいいっちゃ。」
といって、栗やさんまを持って来てくださったりということもありました。
大人気の焼き芋も、そうして被災者の提案から生まれたものです。
こんなふうに、狭い仮設住宅の隙間でも”お茶っこ”が開かれて、笑顔の団らんの場が生まれた事も、ロケットストーブが役立った場面です。

ブログや新聞記事などでこのロケットストーブの事を知り、防災に役立てたいと問い合わせをくださった人もありました。
ぜひともどんどん使っていただきたいと思います。
いつどこで災害が発生してもおかしくない日本。備えあれば憂いなしです。
防災にロケットストーブを役立てるためには、これが置ける家庭や避難指定場所にたくさん作ってあるといいでしょう。
防災の道具は、日頃から使ってこそ、いざという時に役立てられます。
たとえば、毎月”防災訓練”という名目でロケットストーブで食事会をするというのもいいでしょう!という提案をしています。
日頃やっていない事は、いざという時に出来るはずがありません。
薪火での煮炊きだけではありません。
隣近所の人との普段からの付き合いが避難や避難所での生活、復興などに大きく影響します。そういうシーンを目の当たりにしました。
お互いの事を知り、協力し合える関係を作ることができれば、防災のスキルなど特別なものは必要ないとさえいえるでしょう。
みんなで力を合わせれば、そのときその場所で本当に必要なことを生み出す事が出来るはずです。
マニュアルや情報、行政、支援に頼りすぎる事こそが、防災意識の低下や、人任せで不満だらけの避難生活などを生むのだと思いました。
楽しく、美味しく防災訓練。いかがでしょう?

問い合わせやご依頼など歓迎です。

 

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